研究会

文化遺産と森 第一回公開講座

文化遺産と森 第一回公開講座
 「森と修験道について」

「場としての森林を見つめたい―信仰空間としての森を語る―」
これは、05年12月京都で開かれたパネルディスカッションのタイトルですが、その時にご出演いただいたのが田中利典様。今回はその続編とも言える企画です。


 木材が単なる素材としてしか見られない。そんな昨今ではありますが、木のいのちを、そのわざと智慧で生かしながら建てられ、守られて来た建物。木の復権を願うとともに、何がそうした木造建造物の維持保全に大切なことなのか考えたい。
 祈りについて。
 山や森を修行の場とし、そうした精神性を今に伝える修験道について、今回、勉強することにいたしました。

日時 2007年11月15日(木)14:00〜17:00(13:30開場)
会場 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所地階セミナー室
内容
第一部 講演 「修験道とは」
       田中利典 吉野金峯山寺執行長
第二部 「森と修験道について」
       田中利典
 質問と司会 内山 節 当会共同代表/哲学者