2008-12-7 シンポジウム報告
シンポジウム
わたしの山に文化財の森を
――「文化材」創造プロジェクトの始まりに――
「文化材※」創造プロジェクトとは、森林所有者の方々が自発的に、長伐期施業を目指している山の一部を、将来、文化財の修理等に提供できるような森として維持・育成していくことを私たちの団体に登録していただく仕組です。
文化遺産を未来につなぐための森づくり、また森に文化的な付加価値をつけていくための活動を様々な人々とネットワークを組みながら進めていきたいと考えています。
※文化財修理に用いる年輪を重ねた大きな材のことを当会では「文化材」と呼びます。
主 催 : 文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議
後 援 : 文化庁(予定)、林野庁、独立行政法人奈良文化財研究所
(以下五十音順) 京都府神社庁、京都仏教会、(社)全国国宝重要文化財所有者連盟、
全国林業研究グループ連絡協議会、(NPO法人)日本伝統建築技術保存会、
(社)日本林業経営者協会、(社)国土緑化推進機構「緑と水の森林基金」助成事業
参加費:無料
次 第
■来賓挨拶 (13:00〜13:20)
龍谷大学文学部長 赤松 徹真 氏
京都府神社庁庁長 田中 恆清 氏(石清水八幡宮宮司)
文化庁 西 和彦 氏
林野庁 飛山 龍一 氏
■趣旨説明 (13:20〜13:50)
当会共同代表 内山 節 氏(哲学者)
■感謝状と認定証の贈呈(登録された森林所有者の方々へ)(14:00〜14:50)
京都仏教会理事長 有馬 頼底 氏(相国寺派管長)
当会共同代表 大野 玄妙 氏(法隆寺管長)
登録された森林所有者の方々からのメッセージ
■講演 西本願寺御影堂平成大修復に関して(15:00〜15:30)
京都府教育庁指導部文化財保護課 建造物担当 文化財専門技術員 中尾 正治 氏
■対談 「文化遺産と森の未来」(15:30〜16:40)
伊藤 延男 氏(当会共同代表、文化功労者)
大野 玄妙 氏(当会共同代表、法隆寺管長)