古橋 源六郎

山村と森林文化、木の文化

1 山村の役割はなにか

 山村には、そこに存在する森林とそこに住む山村住民の努力により、林産物を蓄積・供給する機能、土地環境、水環境、生活環境、大気及び生物多様性を保全する等の環境保全機能、身体的・精神的健康を維持促進する健康保険機能等のほか森林文化と木の文化を維持・育成する文化的機能がある。

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緑豊かな美しい日本の再生〜新たな森林管理システムの構築

 森とむらの会では、2000(平成12)年に森林・林業政策全般にわたって「森と木とむらに関する基本政策」12の提言を行ってきたところであるが、京都議定書が本年2月16日に発効したことと合わせ、おおむね5年毎に見直しを行うとされる「森林・林業基本計画」が近々改訂される時期を迎えることを踏まえ、主として森林整備と国産材利用の推進について新たな具体的な方策を提言する。
※提言の概要(Wordファイル)

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21世紀の森林・林業政策の課題と展望

〜平成11年2月4日 岩手県一関市における第7回森林交付税フォーラムより〜

 ただいまご紹介をいただきました、古橋源六郎でございます。平成3年に和歌山県本宮町で、中山町長さんのご発想のもとで生まれましたこの森林交付税構想が、その後、森林交付税創設促進連盟による運動といたしまして全国的に広まり、昨日伺いますと、822の市町村にまで広がっておるということは、誠に同慶の至りでございます。

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