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2005年03月31日
NO.246 大野可圓様のご葬儀
29日法隆寺の長老大野可圓様がお亡くなりになられました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
30日そのご逝去の報が各新聞に報じられ、何人もの方々から事務局に問合せがありました。会からお花など供えさせていただけたらと電話でお伺いしたところ、お花もお供物もお香典もすべてご辞退申し上げております、とのこと。
さてさていかがいたしましょう。これでは弔意をお届けすることができないと、結局今朝早くに家を出て、大野可圓様の告別式に参列してまいりました。
と申しますのも、昨日夕方お電話を下さった方が、「行かないの?管長さんのお父さんだよ!」とだめ押しの一言。遠いから、、、なんて理由にならないのでした。
伺ってみたらお寺の皆様が、遠いところご苦労様、とねぎらって下さり、出過ぎているのでは、という危惧を払拭して下さいましたし、管長様や海雲様、正法様にもお言葉を交わすことができて、ほっといたしました。
お父君の可圓様は、若い頃、修学旅行で法隆寺を見学する学生さんたちを「よう来てくれはったな」と南大門で見送っておられた、と伺ったこともございます。
穏やかなお方でした。
御年87才だったそうでございます。ご冥福をお祈り申し上げます。
長年住まわれた普門院の前で、詰めかけたたくさんの方々と、昔お目にかかったこと等思い出しながら、お焼香の番が来るのを待っておりました。
花輪もなにもない質素なご葬儀。境内の桜もようやくつぼみが膨らみかけたばかり。やっと暖かくなったといっても風が吹くとうすら寒い、そんな一日でございました。
それにしても奈良斑鳩法隆寺まで行って日帰りとは、、、なんとも残念でございました。
明日4月1日は当ホームページのリニューアルオープンの日。
ですが今日一日おりませんでしたので、若干詰め切れていないところもまだございます。明日中に更新できるか少し微妙ですが、もうしばしご猶予くださいませ。
ではでは。
(あし)