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2007年08月31日

NO.405 「京都五山 禅の文化展」

 先週、突然、火曜日も金曜日も、母がヘルパーさんが家に来るのを嫌い、「帰って、帰って」と受け付けないのです。
 家をプイッと出て行ったり、トイレに閉じこもったり、今週の火曜日もせっかく来てくれたヘルパーさんを追い返してしまったので、訪問介護の受け入れを、しばらくお休みすることになりました。

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2007年08月30日

NO.404 法隆寺:若草伽藍の鴟尾見つかる

 法隆寺境内で若草伽藍の鴟尾の破片が見つかったのだそうです。
 
 毎年、参加していた法隆寺の夏季大学、初日の午後は山内見学なのですが、その最後はいつも若草伽藍跡。
暑くてへとへとになりながら、講師の先生のお話しを聞いていたものですが、あの場所から未だに発見物があるなんて、、、全部掘り起こしたらもっとたくさん出てくるのでしょうね。取り急ぎみなさまにもお知らせ。
(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20070829k0000m040058000c.html

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2007年08月28日

NO.403 「風向計」より ーー分收育林と参院選が示す課題

 読売新聞「風向計」より、当会共同代表のお一人、速水林業代表 速水亨さんの文章です。

 緑のオーナー制度や、山側から見た参院選の結果についてのお話。
 山側からの発言、もっと大きく発信したいものです。
  http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/fukokei/fuko070825.htm

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2007年08月25日

NO.402 便利堂とコロタイプ(3)―願うことが原動力ー

 それにしても、様々な工程を見れば見る程、一民間企業だけで、これだけの技術を継承していくのは大変だろうなぁ、と気が重くなってきたのです。
 でも相国寺に会場が移り、有馬様のお話しを伺っていくうちに気持ちが変っていきました。

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2007年08月24日

NO.401 便利堂とコロタイプ(2)―職人技の印刷工房―

 複製、と聞くとありがたみが薄らぐ、と思われるでしょうが、私は先日、便利堂のコロタイプ印刷の工房を見学させていただき考えを変えました。

 原画を撮影することで、原版を作るのですから、全く同じものが写し取られる。そこに色を重ねていく。模写というのは、原画を越えるものはあり得ないと思うのだけれど、でも最低限、写真は、同じものを写し取る。

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2007年08月23日

NO.400 介護サービスに救われてる。

 昨日は、母がデイサービスで出かける日。私の2ヶ月に一度の眼科検診も水曜日に入れて、うまくいくはずだったのですが、診察がずれ込んで予定より遅くなったのと、落雷による電車不通とが重なって母が帰ってくる迄に家に帰り着けなかったのです。
 その旨連絡はしてあったので、送迎も最後にしていただいていたのですが、なおかつ30分も、なんと家の前で待っていて下さったのですよ。運転手さんも係のお姉さんも笑顔で。もう感激。

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2007年08月22日

NO.399 便利堂とコロタイプ

 先日来、伊藤若冲の描いた「釈迦三尊像」と「動植綵絵」を一堂に掲げることがいかに素晴らしいことであるかを書いていますが、「動植綵絵」が宮内庁に所属する限り、多分それはもうあり得ないこと。

 そこで相国寺では、宮内庁の許可を得て、動植綵絵の複製を作ることにしたのです。
 複製品の製作をどこに依頼するか、、、

 相国寺では、便利堂という、京都に在る美術印刷を手がける会社に発注しました。
というのも、コロタイプ印刷、特にカラーコロタイプを開発し、その技術を持つのは昔も今もこの便利堂一社だけというわけで、もちろん国宝や文化財の複製なども数多く手がけてきた実績を持つ、創業明治20年という会社なのであります。

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2007年08月20日

NO.398 お盆は田舎で

 また明日、などと書いておきながら、全く筆が進んでおりませんですみません。
14日から16日まで、お盆のお墓参り、母の実家に行ってきました。
 今年は兄の運転で、(つまり車で)、85才の母が、「実家に帰りたい」と、毎日毎日言うのをなだめなだめ、やっと連れて行きましたので、私としては、ほっと一安心。

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2007年08月13日

NO.397 「動植綵絵」と「観音懺法」

 相国寺関連のお話しをもう一つ。
 それは、相国寺の「観音懺法」について、です。

 相国寺は、梵唄(声明)の美しさでも有名なお寺。
 中でも、毎年6月17日に催される儀式は「観音懺法」といわれ、独特なものなのです。これに、前述した若冲の絵がおおきな役割を果してきました。

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2007年08月10日

NO.396 動植綵絵を描いた心

伊藤若冲と動植綵絵の話、続けます。

現在、この「動植綵絵」30幅の所属は宮内庁三の丸尚蔵館になっています。
(だから某省発行の小冊子の表紙に使うことができたのね、と一人納得。)

それは「動植綵絵」が明治22年に相国寺から、宮中に献納されたものだから。

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2007年08月09日

NO.395 伊藤若冲と動植綵絵

 コロタイプ印刷の工房見学会&研究会に参加してきました。
 今回のテーマが、「伊藤若冲と釈迦三尊像」

 伊藤若冲(じゃくちゅう)は、江戸中期の画家(1716―1800)なのですが、その個性的な画風に惹かれる人は多く、最近、特に人気が高いのだそうです。
 先日、5月13日より6月3日迄開催された「若冲展」ー相国寺承天閣美術館増改築工事の落慶記念ーには、なんと22日間で12万5千人を越える参観者があったというからその人気の程がわかろうというもの。

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2007年08月08日

NO.394 家を離れる嬉しさ、人に会える喜び

 ここ何日かとてつもなく暑い毎日が続いています。
 お元気でいらっしゃいますか?
ボケてわがままな母と、なんだかんだ腹立てたり笑うしかなかったりしながら暮らしています。
 どうして今頃こんな目に、、と思いますが、よっぽど前世で悪いことをしてきたのかもしれないと、我と我が身を納得させております。
 でも元気ですよ。

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