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2005年06月20日

NO.265 袖すり合うも他生の縁

 ちょっと気を抜くとすぐに何日も経ってしまって、事務局日記が更新されず申し訳ありません。
 12日夜、見学会から帰ってきてからも何だかばたばたと忙しくしておりました。
 6月15日が(社)国土緑化推進機構の「緑と水の森林基金公募事業」や「緑の募金公募事業」の応募申込の最終日でしたので、提出に永田町まで行ってきました。
 当会やもう一つ地域の仲間たちとの会の活動への助成申請の為、必死で書類を揃えました。前回の分の報告書も提出しようと、結局この晩も徹夜。自分で持って行くしかなかったという訳で。

 9月になって、受理されたか落ちたかの知らせが届くのですが、それまでは心配なのですよねぇ。環境事業団の助成は毎年落ち続けているし、なかなか補助金をいただくのは難しいものです。

 今年度の予算は、会員増強の他に、20万円寄付金収入をあてにして予算を組むという他力本願。
 助成金がおりれば、12月予定のシンポジウムも参加費無料でできるのですが、もしつかないと参加費をいただかないとできないし、そうすると人が集まらないし、、
 毎日お祈りするのみ、、、

 当会、次の大イベントは、12月4日キャンパスプラザ京都にてのシンポジウムなのです。

 17日、その為の協力依頼に京都まで出かけてきました。
 17日夜はその足で、岐阜の揖斐川町(旧谷汲村)まで行って、昨夜(19日)帰宅。 
 JUONNETWORKという団体の総会が、谷汲木曽屋という地の廃校を再生させた宿泊施設(ラーニングアーバー横蔵)であり、それに参加。

 無事総会も終わり、19日夕方岐阜羽島の駅までマイクロバスで送ってもらう途中、ちょっとしたハプニングが起きました。
 揖斐川の堤防の気持ちいい道路を走っている最中に、ギアが効かなくなった、とバスが突然スピードダウン。なんとローギアでしか走れないというのです。時速10kmくらい?  
 結局交通量の多い一般道路まで出たところでバスをあきらめ、タクシーを待つことになりました。

 そんな中で、電車の時刻が迫ってきました。それに乗り遅れると接続が悪く大変な方もいらっしゃるというので、二三人が思わず車道に出て、ヒッチハイクよろしく手を振って車を停めたのですよ。

 ありがたいことに、二台の車がちゃんと停まって下さり、岐阜羽島駅まで、三人の方を快く乗せて下さったのです。
もう感動!必死に手を振ったり拝んだりして車を停めましたが、反応があるってほんとに嬉しい。
 変なところにマイクロバスが停まって、十人余りが荷物を持って降りているのですから、なんかあったな、と察して下さったのでしょうけれど。

 「袖すり合うも他生の縁」丁度総会のあとで、横蔵寺のご住職の言葉を聞いたばかりでしたので、余計に感じましたねぇ。私と目のあったドライバーの方、前世でもお会いしていたかもしれません。
 仙台に帰られたご夫妻から、「生まれて初めてヒッチハイクをした気分です。」と今日メーリングリストに感謝メールが入っていましたが、面白い経験をいたしました。
 人の親切に触れると、ずっと心が温かくなりますね。
  ではまた。(あし)