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2005年10月03日

NO.293 映画『火火』の上映会

 あっと言う間に10月です。
 しばらく空いてしまいました。またどこかに出かけていたのでしょうとお思いでしょうがそうではなくて、先週は相変わらずばたばたと忙しい一週間でした。
 
 と申しますのは、今、地域の仲間たちと映画の上映会を成功させようと大忙しで動いているのです。
 実は「文化を楽しむ市民のつどい」という会が今年の8月にできて、その第一回目の活動が、映画『火火』の上映会。
 田中裕子さん主演の、陶芸作家であり、骨髄バンクの立ち上げに大きく貢献した実在の神山清子さんをモデルにした映画。窪塚俊介さんが息子の役。

 この映画を、近くの「ルネこだいら」の大ホールでやろう!とみんなで決めてから、まず小平市や小平市教育委員会、小平商工会、(財)骨髄移植推進財団(骨髄バンク)から後援名義をいただきました。
 その間、前売りチケットの取扱店をお願いして廻り、チラシの印刷を発注。
 チケットは、ほとんど手作りで、延べ10人が参加。コピーして、破線を入れて、切って、ナンバリング、という作業にまるまる2日間もかかってしまいました。
 週末には、手分けしてチラシと前売りチケットを取扱店に置いてまわり、現在市内の公民館や地域センターにもチラシを配布、というところまでやっとこぎつけたところです。

 それにしてもホールを借りるお金や、フィルム代、チラシ代にその他諸々、900人を動員しないと元がとれないという無謀きわまりない計画。実行委員長が全部かぶる覚悟でいて下さるけれど、(と冗談半分にみんなで押し付けてるけど)まさかそんな訳にもいかないし・・・

 それでいて収益が出たら骨髄バンクに寄付しよう、などと取らぬ狸の皮算用。

 普段、「200年、300年先までも文化財を保全維持する為には、どこをどうしたらいいの?」なんて深刻に案じてばかりいると、こういう全くわかり易い活動というのは、ものすごく面白くて楽しい。
 時間も短期決戦。上映日は来年の1月7日。
 それまでにできる限り宣伝をして、前売りチケットを売ってまわって、、

 毎回、準備会に仲間たちが集まって、あぁすればいい、こうしようと知恵をしぼるのも愉快だし、チケット作りだって、わいわい言いながら、なんだかんだ頑張るのがまた嬉しい。
 こんど10月19日の準備会には、この『火火』の監督、高橋伴明さんが、応援に来て下さることになりました。盛り上げよっ!

 「文化遺産〜」の活動もこんなふうに、みんなが一体感をもって、集まるだけでも楽しくなるような、そんな会になったら面白いのにね。まるでお祭りみたいに。

 こちらの会の仕事も並行して作業、会員の方々にシンポジウムお知らせを発送し終わりました。
 早速往復ハガキやメールでの申込が送られてきて、ちょっと嬉しい。募集人員は250名。来週は、一般向けの宣伝活動に入る予定です。
 やっぱり忙しいけど、元気です。ではでは、(あし)