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2006年04月04日

NO.326 春からはじまる

 枝いっぱいに咲いた桜の花が、たおやかに揺れる爛漫の春到来!
ですが昨日は朝から強い風が吹き荒れて、咲いたばかりの花びらが吹き飛ばされないか心配でしたが、近所の桜はまだ大丈夫。今日は風もなく穏やかな青空で、あぁどこか行きたい。。。 

 あちこちからまた異動のお知らせが届きます。
元の部署に戻れたとやる気満々の方。畑違いの部署で不安ばかりが募ります、と嘆く方。悲喜こもごものご挨拶を頂きますが、春はなにかしら嵐が吹いてざわつく季節。
異動のなかった方も、ビンの底にたまったオリの様な澱んだ部分を一掃し、気分一新。ざわつく季節を乗り切りましょう。
 
何だか落ち着かなかったら、是非外に出て目をこらし、あたりをさがして見て下さいね。
山にも野にも木々の梢にも、小さな芽が今か今かと出番を待ってうずうずしています。

桜の花は露払い。吹雪のように舞い散りながらこころの澱みも払ってくれる。
モクレンもコブシもハナミズキも、白い花を見る度に想いは浄化され空へいざなわれる。
5月の末にはタイサンボク。大きく空に向かって咲くのです。

この季節、この国、ここに今、生きていられることを喜んでいるのです。
(あし)