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2006年07月25日
NO.335 赤ちゃん効果は絶大で。
雨漏りだ、母の近況だ、と書き連ねておりますが、この時期、もう一つ我が家の大イベントが予定されていたのです。
昨年結婚した娘にめでたく赤ちゃんが生まれたのですよ。可愛いかわいい女の子。
昨年の見学会の一週間前が結婚式で、今年は見学会の一週間後が予定日でした。
退院後は、娘にとっての実家、つまり今の「あし」の家でゆっくりと静養する予定だったのですが、母の手術が同じ時期になってしまって、だったら一緒に面倒見よう!っと、母の家に娘も赤ちゃんも連れて来てしまった、と言うわけで。
しかしなんと浅はかな考えだったか、と後悔するのに何日もかかりませんでした。
母が退院してからというもの、入れ替わり立ち替わり、お見舞いや介護の為に兄弟やおばや姪が来てくれて、また夫も時々来てくれるのだけどゆっくり話もできなくて。娘のご主人が泊まってくれる時はせめて親子水入らずにさせてあげたいし。
そんな中でも娘は赤ちゃんの世話に追われて悪戦苦闘。お乳を飲まないの、泣き止まないのとしんどそう。私は台所からでられない。
ほんとに唯一の息抜きは赤ちゃんの顔を見る事でしたけど、それでもゆっくり抱いてもあげられない。家の中を駆けずりまわるだけで足は棒の様でした。。
もひとつ季節が良くなかった。
庭に2本、梅の木が有るのだけれど、よりによって今年は沢山実をつけたのですよ。いつもなら母が毎日楽しみながら拾うのに、今年はそんな、拾っている余裕などあるわけない、、、
見てみぬふりをしていたら、やっぱり家に来た人たちも気になるとみえて拾って下さるものだから、また一仕事。
夜中に姉と一粒一粒皮を剥いてシロップ取ったりジャムを作ったり、、姪や娘まで動員して毎晩毎晩、半分居眠りしながら包丁を動かしておりました、、、、、、
さすがに娘と意見が合いました。
もし二人目産む時は、梅の実が落ちる頃はやめようね。
もっともっとゆっくり静養させてあげたかったのに、娘が遠慮して早々と帰ってしまった後の悲しさ寂しさといったらもう言葉もない。 がらんと、片付けられた二階の部屋に入って、娘がお嫁に行った後よりもこっちの方がつらいよねぇ、と一人でつぶやいたのでありました。
それでも、右手にギブスをしたままだったけど、赤ちゃんを抱いた事は母にも良かったらしくて、正気に戻るきっかけにもなったのでしょうか。子守唄を歌ったり、赤ちゃんの話をしたり、こころが和むひととき。
赤ちゃんってホントに素敵な存在でしたよ。
ではでは、、また。(あし)