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2007年01月21日

NO.357 シンポジウムが終わりました。

  雪うさぎさん、小春さん、気にかけていて下さってありがとうございました。
お陰さまで無事シンポジウムも終わり、今日は、またぼんやりと1日を過ごしてしまいました。
 
 自分なりに頑張った後って、へたってしまったバッテリー状態、充電しているようなのになかなかパワーが戻らない。
 参加して下さった方からも、素晴らしいシンポジウムでしたねとメールをいただき感激しています。
ほんとうに沢山の方がたにご参加いただきました。ありがとうございました。

 内容も、フィンランドの木造建築についての興味深いお話しやアラスカの素晴らしい森林が想像を絶する規模で伐採され消えて行く、国産材が頑張らなければ、と話される若い林業経営者。彼は、よくも悪くも日本の林業の良さを再認識できた、と話してくれました。

 パネルディスカッションでの「日本文化と森林の歴史part2」は広がりと深みを増してきました。
 日本の歴史は義務教育で習うけど、意外と「日本文化と森林の歴史」は知っているようで知らないのですよね。それぞれの地域での文化と森林の歴史を紐解いてみたら、なにが見えてくるのでしょうか。
 
 会誌で連載している「地域林業の歴史的考察」にも結びついてくる議論。
 過去を紐解く事で未来が見えてくるかもしれない、と始めたシリーズも、徳島県網田克明さんの「語りかける徳島スギ」が終わり、次回の会報6号から、滋賀県岡田学さんの『森林と人との関わりを見つめて』―近江における森林文化―が始まります。わくわくしています。

 心配していた参加者数も、当日学生さんでしょうか、若いかたがたが大勢聴きにきて下さってホッとしたことを申し添えます。

 理事や役員の皆様、またいつも助けてくれる友人たち、相変わらずお世話になりました。本当に有り難いことでした。
 皆様に、今回のシンポジウムの大枠だけでも早くお知らせしたいと思いつつ、取り急ぎ、無事に終わったご報告だけ申し上げます。

 ではまた。なるべく早く続きを書きますね。(あし)