« NO.361 記者ノート/ 「提言」について | メイン | NO.363 風邪にご用心 »

2007年02月04日

NO.362 夜中のコンビニって深夜料金?

 地球温暖化を阻止する為には、暮らし方を変えなくちゃ駄目、って二三日前の新聞に出ていたけれど、最近、よる11時までのスーパーとか一晩中開けているコンビニとか、増えた気がする。電気を煌煌とつけてはいるけれど、そんなにお客がわんさか入っているようにも見えないのにね。

 今朝、新聞折り込みの求人広告を見ていて思ったのだけど、例えばコンビニスタッフ募集、朝6時から9時まで時給850円。9時から22時まで760円。22時から翌朝6時まで960円。

 タクシーみたいに深夜料金取るのならわかるけれど、この早朝や夜中の人件費差額は、どこから補填するのかと考えた。夜中に買いに行ったら商品が深夜料金だった、なんて話聞いた事ないし、だったら昼間の商品代に含まれているのかな。

 以前娘の和服を小さな染物屋さんで作った事があるのですよ。
 娘は私より背が10cmも高いものだから、着物を作ろうとすると広幅の反物でないと袖から手がにょっきり。
 ある時、通り道にあった、品のいいおばぁさんがいつも店先で仕立物をしている染物屋さんに、思いきって入って相談してみました。

 すると、広幅の好みの白生地に、見本帳にある好みの柄を好みの色合いで、と思いのまま。
値段もお手頃だったので、訪問着に小紋に襦袢、コートまで頼んでしまいました。何より感激したのは消費税がつかない!というのです。老夫婦だけですし、小さな商売しかしていないので、と。もう感動!

 そのとき、思いましたねぇ、消費者ってもっと賢くならなきゃねぇって。大きな呉服屋さんで相談した時は、そういう反物は割高につくのが当然、といった口調だったのだけど。

 だから思うのですが、たとえ、休日閉まっていても、夜中までやっていなくても、まっとうな商売しているお店で買った方が安い場合もあるのではないかしら。それに地球温暖化阻止を考えるなら、なによりそういうお店で買うべきよってね。 (あし)