« NO.372 自主的であること(4)―守るものがあったらいいー | メイン | NO.374 毎日がラッキー »

2007年03月14日

NO.373 毎日がハラハラ

 少しまじめな話が続いたので、久しぶりに母の話。
母は、ことばが思い出せなかったり記憶できなかったりで、母の話を理解するのがちょっとしんどいことがままあるのです。
 最近は自分の都合のいいような話も作るので、警戒もするのだけれど。

 用事があって兄や姉に託して出かけた後なんて、いつも状況を把握するのが大変。
 姉の場合は、あとおしゃべりできるのでいいのだけれど、兄の場合はチンプンカンプンの時があるのですよねぇ。

 というのも兄は、母を託すと車に乗せて出かけてしまう。
 この前は河口湖まで富士山を見に行ったんですって。その前は江ノ島だった。
それで、先日は、どこに連れていってもらったの?と聞くと、
「お宮だった。とんがりボウシのお家があってね。お坊さんもいたのよ。
そうそう電車が頭の上にあったのよ。ビックリしちゃった。」と笑っているのですが、こちらはまったく???

 そこで兄の携帯にメールをいれて聞いてみました。
「日曜日、どこに行ったの?」
 返ってきた答えは、「タカハタフドウだよ」それだけ。

 でもわかった。
頭の上の電車ってモノレールね。
とんがりボウシは五重塔のことみたい。作り話じゃない、、とほっとした。

 最近の母は、夜の8時頃寝るのはいいけれど、2時か3時頃起きだして、布団もたたみ、着物も着てまだ薄暗いうちに外をふらふらと散歩してるみたい。もう対応できずにふとんかぶっている<あし>なのでありました。ではまた。