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2007年04月21日

NO.377 ご無沙汰のいいわけ

 お久しぶりでございます。
 雪うさぎさんじゃないけれど、こちらも年度末の会計処理で徹夜したり、また新年度、年会費のお願いや、イベントのお知らせを会員の方々に発送。
 その他個人的に、次々と事件が発生、ことの処理に追われる毎日で、文章など全く頭に浮かんで来ないのでありました。


 母の認知症は相変わらず、というより症状が進んだのでは?と思える状態。
 私が二人いる、もう一人はどこ?と毎日夕方になると支離滅裂なことを言い出します。
 どうやら、夫から奥さんを横取りしたような気分になっていて、それが申し訳なくて仕方がない様子。
でも自分の身の回りには、私という娘をおいておきたいという心の葛藤が、もう一人の私を作り出しているようで、、、、何とも、毎日確認するようにもう一人の○○子ちゃんはどこ?と云われるのはほんとにつらい。

 一人しかいないのよ、とどんなに言っても、私をだまさないで、と怒りだすし、時にはまことに険悪なムード。
兄に電話して、私はひとりしかいないと言って、と助けを乞うたことも二度三度じゃないのですが、兄には全幅の信頼をおいているのだから、またつらい。

 そんなところへ、病院から母の認知症の担当の先生が、体を壊して休診とのお知らせ。そんなこと言われてもねぇ。前任者も「もう限界です」、と辞められたばかり。精神科の先生ってほんとにきついのでしょうね。1時間も1時間半も一人の患者さんの話を聞いてあげるだけでも大変なのに、(待たされる患者もつらいけど)それが一日中、それが毎日。どれだけ大変か。

 でもひょんなことから、(母がお腹が痛いと言い出して)近くの診療所に連れて行ったら、認知症の薬も出してくれるとのこと。ナァンだ、とそこでお願いすることにしました。近いのが一番!

 母が最近気にしているのは、お向かいの家の植木。枝が揺れるたびに男の人がいる、と騒ぐのですよねぇ。私にはいくら見ても枝にしか見えないのだけれど。
 だんだんに、じっと見ていて失礼だ、などと怒りだすので、母を連れて庭に出て、ほら木の枝でしょう?と納得させるのだけど、家に入って1時間もするとまた同じことを言い出すのですよ。

 1時間テープや15分テープなどの繰り返しの会話で1日がやっと終る。

 母がうとうとすると、チャンス!とばかりに急いで二階のパソコンの前に座るのだけど、すぐに階下で物音がする。
 慌てて降りていっても、こじれると、さっきの○○子ちゃんは挨拶もしないで帰った、と怒り狂ってる。私なのにねぇ。

 そんな母も兄やお客様の前では、全く正常。
 にこやかに笑う母に戻るのですからなんともやりきれない。

 といった日常になかなか事務局日記も書けずにおりました。
 ご無沙汰のことお許しくださいませ。またぼちぼち書きます。(あし)