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2007年04月28日

NO.381 5周年記念シンポジウムのご案内

 文化遺産を未来につなぐ森づくり
 シンポジウム「もり・こころ・わざ」参加者募集 のお知らせです。

 行事予定欄に掲載しているのですが、(木曽の見学会&シンポジウムのおしらせも掲載しています。)
参加申し込みが、まだ3名様しか来ていないので不安になって、この欄でもご紹介させていただきます。

日 時:2007年6月17日(日)午後1時45分から6時
会 場:東京大学農学部 弥生講堂  (地下鉄南北線・「東大前駅」下車徒歩1分)

5周年記念、ということで事務局なんとしても、と頑張ってやってはおりますが、集客となるとホント、苦手。
なにとぞご参加いただけますようご案内申し上げます。

趣 旨:世界に誇る日本の木造文化財は、豊かな森と木の匠たちの技によって維持されてきました。しかし、今日、これほどまでの森林があるのに林業は不振にあえぎ、大径木は不足しています。大径木の不足は貴重な木造建造物の修理を困難にし、一方、「木の文化」を担ってきた木造建築の衰退は伝統的な建築技術の伝承を危機に陥れています。
日本の木造文化財を守る仕組みをつくり上げることを念頭に置いて立ち上げた「文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議」が発足して五年が経ちました。この会議では調査研究を行い、論議を重ねて今年一月に「提言」を発表しましたが、この「提言」は運動の終わりではなく出発点です。日本の木造文化財を守るためのさらなる取組を皆様と一緒に考えたいと思います。

第一部 提言までの5年の動き 

[も り]進行 内山節(哲学者)
・「提言説明」加藤鐵夫 ((独)農林漁業信用基金副理事長)
・「古事の森」紹介(林野庁より)
・「ふるさと文化財の森」紹介(文化庁より)
・「京都モデルフォレスト協会」紹介今尾隆幸(京都モデルフォレスト協会事務局長)

第二部 提言に入れられなかった事、補足したい事 

[こころ]
◆講演『修験からみた日本のこころ』宮城泰年(聖護院門跡 本山修験宗宗務総長)
[わ ざ]
◆講演『木の建築をつくる技術と道具の歴史』渡邉晶((財)竹中大工道具館学芸部長兼主席研究員)
◆パネルディスカッション『伝統建築の技を伝えるには−その方法をさぐる』
窪寺茂((独)国立文化財機構奈良文化財研究所文化遺産部建造物研究室長)
西澤政男( NPO法人日本伝統建築技術保存会会長)
山本博一(東京大学大学院教授)
コーディネーター 後藤治(工学院大学教授)

主催:文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議 http://www.bunkaisan.jp
後援:文化庁(予定)、林野庁(予定)
募集定員:300名 
参加費:資料代として500円

申し込みはメールで (定員になり次第閉め切りますのでご容赦ください)
【2007年6月17日シンポジウム参加申込み】とご記入の上
■氏名(フリガナ)
■所属(勤務先、又は所属団体名)
■郵便番号、住所
■連絡先電話&FAX番号(自宅か勤務先かを明記)又は、メールアドレス
■申込先< Eメール info@bunkaisan.jp >
■18:15〜懇親会も予定しています。詳細は参加申込の方に別メールにてご連絡申し上げます。