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2007年09月03日

NO.407 「セロトニン」が大事って

 早いものでもう9月。いかがお過ごしですか?
 今日、テレビのNHK「クローズアップ現代」で、なぜ切れやすい人が増えたのか、、と特集していたので、眠ってしまった母の横で思わず見てしまいました。

 ほんの少し前までキレやすい10代、、というイメージがあったのですが、今は30才から50才代の働き盛りの大人にその傾向が強いのだそうですよ。(と言ってもこれは西武線での統計なので、一般にも言えるかどうかはわかりませんが、、、でも問題を起こした人の48%がこの年代ですって!)

 その中で少しビックリしたのは、注意された方よりも注意した大人の方がキレやすい、というお話し。
 車内で携帯で話している女性を注意した男性が、怒鳴りながらどんどんエキサイトして、その女性が降りる時に突き飛ばした、なんて事例を取り上げていました。

 私も実際に、つい2日前、小田急線の車内でコーヒーを飲んでいた若い女性を、向かいの男性が「おい、車内で飲食が禁じられているのは知っているだろう!」と注意したのを見たばかり。

 おぉ、と思って、そちらを見たら40代くらいの男性が、向かいの席に座っている女性を大声で注意していました。でもその後に「○○の条例第○○条でちゃんと決まってるんだぞ、知らないのか、、、と延々続いたので廻りの人たちも何だかこの男性、変、、、と思ってしまったのですが。
 幸い女性が先に降りてしまったので、大事には至りませんでした。

 最近、母の言動を受けて、平静心でいられなくなる瞬間があるのです。と言っても、まだ突き飛ばしたりはしませんけどね。
 子育て中だって、怒りに任せて子どもをぶったことは一度もなかった。その代わりあまりの腹立たしさに自分で柱をひっぱたいて、あとジンジンする痛みに耐えたことはあるけれど。
 もちろん火遊びされた時にはさすがにお尻をばんばんぶちましたよ。でもこの後も手のひらの痛みって残るのよね。

 なんとも情けないのですが、母にあり得ない行動をとられると、ついカッとする。
 そんな自分を認識しているものですから、キレやすい大人かぁ、とNHKの予告にひかれて、見てしまったのですが、やっぱりストレスが大敵ね。
 そしてキレやすい人が増えていると言われている背景に、「うつ病」との関係が暗示されていました。
 最近の「うつ病」には、うちにこもるのではない、別パターンの攻撃的な「うつ病」もあるのだそうです。
 
 それで、うつ病の話には必ず出てくる「セロトニン」という物質の分泌が減少することが指摘されていました。
 脳の中に 「セロトニン」が十分に分泌されていればキレない。
 
 ゆったりすることがいいみたいですね。リラックスすること。
 瞑想や座禅もいいんですって。のんびり散歩もいいらしい。
 やっと少し暑さも和らいで来たし、母とゆっくり散歩などいたしましょう。

 「セロトニン」ね! 成る程成る程、と思って母を寝かしてから、早速CDを聞きながらこれを書いている<あし>でした。
ではでは、、、