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2007年11月05日

NO.417 「第一回公開講座・森と修験道について」のご案内

 以前(2007年06月22日)の事務局日記NO.389 で、「戦争という仕事」を読んで欲しいわけ、を取り上げました。

 そのとき、この「戦争という仕事」を読まれたある方が、「大変感銘を受けました。この本が「国家の品格」のように何百万部も売れたら世の中少し変るのではないか、」とおっしゃるのを聞き同感した、という内容を書きましたが、実はこの「ある方」というのが吉野金峯山寺の田中利典様

 是非、内山先生にお会いしたい、ということから6月に一度初会合。
 そのとき、田中様が「最近こんなに読み返した本はないですよ」と仰って、差し出された「戦争という仕事」・・付箋が数えきれない程たくさん貼ってあるのです。

 内山代表も合同委員会でも話されるのですが、修験道について、その精神性に大変興味をもたれていて、というわけで実現するのが、来週15日開催の「第一回公開講座・森と修験道について」。

 人の出会いって面白い。
 人と人が感銘を受けながら影響しあって行く関係って素敵ですよね。私は好き。生きている甲斐があるなんて感じちゃう。

 田中様は、宗教者の方としては本当に珍しいのですが、ご自分の「山人のあるがままに」というブログに日常の事など書いていらっしゃる。それが、私にはとても新鮮に映るのです。
  http://yosino32.cocolog-nifty.com/blog/ 

 12月13日には、(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催による「宇宙ことづくりフォーラム大阪講演会〜宇宙が見る夢〜」にもご出演とか。
 宇宙と修験道、主催者に、この結びつきをどういう意図で考えたのか聞いてみたいもの。

と言うわけで上記講座をこの欄でもご案内。(行事予定にも掲載されています。)
 興味のある方是非ご参加下さい。

「第一回公開講座・森と修験道について」

日時:2007年11月15日(木)2時〜5時(1時半開場)
会場:東京文化財研究所地階セミナー室
(アクセス: 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所・位置図)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/map.html

●第一部 講演 「修験道とは」
 田中利典 吉野金峯山寺執行長
 ※1955年生まれ。71年吉野金峯山寺にて得度。79年龍谷大学文学部仏教学科卒、81年叡山学院専修科卒。同年金峯山修験本宗総本山金峯山寺奉職。01年金峯山寺執行長に就任

●第二部 「森と修験道について」
 田中利典  
 内山 節  質問者&司会  
 ※1950年生まれ。哲学者。立教大学大学院教授。当会共同代表。

定員:100名   参加費: 無料
(社)国土緑化推進機構「緑と水の森林基金」助成事業

======申込先:info@bunkaisan.jp

◆「11月15日「第一回公開講座・森と修験道について」参加申込」
氏名(ふりがな):
連絡先住所:
所属団体(勤務先):
個人メールアドレス:
以上を明記して事務局まで申し込んで下さい。

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