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2008年01月24日

NO.425  早春の日ざしに紅梅が微笑んで

 24という数字は、なんとなく優しくて好きですねー。
 2でも3でも4でも6でも8でも12でも割れる。とても間口が広いと思うのは私だけでしょうか。
 今日は、その24日。

 昨日は朝から雪が降り積もり寒かったですねー。その冷たさとは一転して、今日はとても暖か。開き始めた早咲きの紅梅に陽があたり心もホッと甘酒気分。

 
 母は、相変わらず夜中のトイレが訳わからなくなるみたいで、チャイムが鳴って行ってみると、毎晩びしょびしょの水たまりの中に突っ立っています。
 それでも、トイレ迄、行ってくれるのだから有り難いよねーとブツブツいいながら拭き掃除。
 時々、間に合わなくて部屋の絨毯にされちゃうと、ほんとに泣きたくなるのですよ。

 そんな情けなさもお日様の暖かさに触れると、なんだか優しくなれるから不思議。
 でも今朝は、食事の後、トイレから出てくるのにちょっと時間がかかったので??と見に行ったら、手のひらに紙を広げひとかたまりのウンチをのせて眺めてた。

 オォォォォォ。大事に受け取ってから、一緒に水に流したけど、汚いものが区別出来なくなったのか、とちょっとショック。

 「汚いよ、バッチイからね、ないないしようね」、と幼い子に、「していい事」「してはいけない事」を教えるのに、これって大事なのにねぇ。
トイレ迄連れて行って、下着をずらして座らせて、、今迄は、そこまでの介助で良かったのだけど、、、ふ〜 

 父が亡くなったとき、やっぱり早咲きの梅が庭に咲いていたっけ。
 最期に棺に庭の花を入れてあげた。
 あの時の母は、まだしゃんとして奇麗だったのに。来年は、その父の十三回忌ですって。
 あれから母は何を考えて生きて来たのだろう。
 私は、この間なにをして来たのだろう。
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