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2008年11月07日
NO.444 一生懸命なのだけど
沢山の方々から、どうしたのですか、大丈夫ですか、とメールや電話までいただき、恐縮しています。
でも気にかけていただけて感激。ありがとうございました。
ご心配をおかけしていますが、元気です。
母の認知症は、ひどくなるばかり・・・・・
食事も一人では、もうできなくなって、すぐに遊び始めるのでついてないと。
訳のわからない事を延々と話すのですが、相づち打たないと機嫌悪くなるし、あれを見て、こっちも見てと、それを見ないと見る迄言い続けてる。
私の姿が見えないと捜しまわるし、小さな子どもと一緒、と思っても小さい子みたいに可愛くないしねぇ。
とにかくこちらの頭の中が腐ってしまいそう。
施設に入れたら?と言われながら、もうちょっと、もう少し、と母の住んでいた家で、デイサービスの助けを借りながら、毎日這いずりまわる思いでやっと暮らしています。
ほんとにね、奇麗ごと言っても駄目なのよ、と周りから言われるとおり、予想外の出来事ばかりが起きる毎日。母が排泄の仕方まで忘れちゃうとは思ってもいませんでした。
せっかく作った御飯も気に入らないと食べなかったり、薬もベェッと出してしまうし、ちょっと目を離すとコップの水を床にジャーッとこぼしてる。
入れ歯を洗ってあげようと、指を入れるとギィッと噛まれる。
ちゃんと、夜、寝る前に片付けたテーブルの上には、翌朝、タオルケットや座布団はいい方で、スリッパが乗っていたり、靴が並んでいたり、
布団の中に冷凍庫から出した肉や具材が入っていたり、冷蔵庫が開けっ放しになっていたり。
うっかりしまい忘れた台所の生ゴミが、ソファーの隅に隠してあったり。
ある朝、異様な臭いに慌てて階下に降りて行くと、シーツや布団、ソファーに絨毯に点々と、最後にウンチがべっとりついた紙パンツが、食卓の上に、、、、
結構自分でも感心するけれど、臭いを頼りに、一つ一つ丹念に探していくと、こびりついていてもなんとかすべて取り除ける。拭きまくり、洗濯しまくり、働いて部屋は元通り。
丁度その日、いつも「おしっこ臭いぞ〜」と入ってくる兄が、何も言わずにそのソファーに座ったので、内心ニヤリ。
変なところで溜飲さげてる<あし>ですが、それでも、この会の活動は必死にやっているつもりなのです。
今、一生懸命なのは、
「私の山に『文化財の森を』―『文化材』創造プロジェクト」
何の話か、次回ご紹介いたしますね。
というところで今日はこの辺で。 ご無沙汰ばかりの<あし>でした。