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2009年06月26日

NO.460  見学会と総会とシンポジウム終了しました。

先週、16日〜17日にかけての見学会。奈良法隆寺〜京都相国寺又は東本願寺に行ってまいりました。
 そして翌17日、当会の第7回通常総会、シンポジウムも無事に終了いたしました。

 お陰さまで、総会には45名、シンポジウムは、100名近い方々にご参加いただき、事務局ほっといたしました。
 会場の横幕や案内表示、機器の準備に当日の司会、参加者の受付やとっさの対応、写真撮影、録音などなど、今回もたくさんの方々に見事にお手伝いいただき、有意義な内容とともになんて素晴らしいシンポジウムだったことでしょうと、事務局感激。

 
「わたしの山に文化財の森を」「『文化材』創造プロジェクト」
 京都仏教会理事長、相国寺管長の有馬頼底様にお越しいただいて、前回と同様に文化材プロジェクトにご登録いただいた方への感謝状の贈呈式。
 事前に、登録の方々のお名前を有馬様にご揮毫いただき、当日に。
 当日の朝は、相国寺恒例の観音懺法。終わってから廊下で有馬様をお待ちすると、「今日は2時やな、、」とお声をかけて下さいました。

 今回嬉しかったことは、前回息子さんが登録申し込みをして下さったTさんが、今回、お父様が追加の申し込みをされ、ご夫妻で参加して下さったこと。
 また前回、有馬様から感謝状を贈られたMさんが、若い息子さんと一緒に参加して下さったこと。息子さんの名刺の肩書きに「林業」と、書かれてありました。
 三重の林業家のご子息が今回参加され、会員になって下さったこと。
 
 今回の記念写真は、前回ご登録いただいた方々にも入っていただき、大人数でたいそうにぎやかになりました。

 若い方々が回を追って増えてくるような、そんな集まりにもって行けたらいいな、と密かに思ったことでした。
 若い方々が200年先の森づくりの夢を一緒に見てくれる。じわっと嬉しいことですよね。

 ご自分の林業会社の職員の方々を連れて参加して下さった方や、また近畿中国森林管理局、森林総研、京都府や各大学からもたくさん参加して下さり、事務局は嬉しかったのです。

 ご講演は、神宮前営林部長(現神宮境内地・自然保護委員)の木村政生氏の「御杣山の変遷と造成について」
 本格的なお話で、一般の方々に理解できるかな、とちょっと心配したのですが、次の意見交換会で、コーディネーター役の加藤鐵夫様が説明を入れて下さいました。

 本筋とは少し離れた場面で話された中で、木村様が、「やっぱり植えるならスギヒノキだと自分は思う」と仰った場面がありました。私のお隣に座っていらした方が、「そうだ」、とばかりに拍手されたのが印象的でした。


 意見交換会には、コメンテーターとして、木村政生様と吉野清光林業社長の岡橋清元様にも入っていただき、興味深い話や数字がぽんぽんと飛び出しました。
 なかでも、会場からの素朴な質問に答えられた加藤鐵夫様の言葉は熱く、思いがほとばしっておりました。時間が短くてもったいなかったなぁ、というのが事務局の感想。
 早速テープおこしに取りかかります。

 資料づくりや名簿づくり、段取りに見学会の案内、申し込み受付から領収証発行まで、徹夜や徹夜まがいの何週間かを過ごした事務局は、帰ってきてからは、昼間も夜も眠ってばかり。それでも夜中の2時には、母のおむつを替えなければならず、無理無理起きだしては、また朝からぐったり。
 気を抜いた途端になにもせぬまま、一週間が過ぎてしまいました。

 どうしているの、と心配していただきありがとうございました。
 アシは元気です。ようよう普通に戻りつつありますので、ご安心下さいませ。

 実は、明日(今、夜中の3時。もう今日ですが)から北海道知床に出かけて参ります。毎年、この時期に知床で開催される興味深いイベントに参加して参ります。
 今月は、5日〜7日まで、富山、福井出張。
 15日〜18日 奈良、京都での見学会、総会、シンポジウムで出張。
 そして26日〜29日まで知床です。

 運良く母をショートステイに預けることが出来るようになりました。若干、アシの出張と日にちがずれますが、そこは姉たちにカバーしてもらって。
 なんとか今月も乗り切れそうです。
 有り難いことです。ではまた、、、
   <アシ>